2 - 1 : [SCPJ 受験体験記]

SCJP(Sun Certified Programmer for the Java 2 Platform) 受験体験記

2003/1/26 御茶ノ水の試験会場に向かう。こういう資格取得試験はかなり久しぶりだ。学生の頃に落ちた第1種情報処理技術者以来だ。

それ以降は特に資格を取得したいと思っていなかったが、 SCJPはこれからこの業界で生きていくのにまずまず役に立つのではないか、今まで身に付けた知識はどの程度身についているか、を確認したかったというのが大きい。

SCJPの試験を受けるにはまずSUNのサイトでで内容を確認し、認定試験受験チケット申込票を送付、アール・プロメトリック社から認定試験受験チケットと認定試験受験申込書類一式が届いたら、受験料 25200円を支払い、受験申し込み書類をFAXで送付する。だったような。。。詳細はここにある。確かなのは自分が申し込んだのは11月中頃で、その後試験事務局側の振込みの確認等に時間がかかり、すぐには受験できなかったことか。

受験会場は日本全国で平日でも土日でも受験可能だ。ただし地域によっては土日は受験できない場合もある。自分の場合は千葉会場の方が近かったが、日曜は千葉では受験できないためわざわざ御茶ノ水会場に出向いて受験した。

試験会場はアール・プロメトリック社の他の試験も同時に受験できるようになっているようだ。自分と同時刻の受験者は20名ほどいたが、それが全員SCPJではないようだ。一応参考書でぎりぎりまで勉強しておいたが、鼻かぜで鼻水がとまらなかったのがちょっときつかった。

試験はパソコンが並べられた部屋で行われた。それぞれのPCは衝立で仕切られていてもちろん隣りの人のPCを覗くことはできない。試験開始と終了は自分のペースで決められるので戸惑うことは無い。時間も十分あるので普通は時間が足りなくなると言うことは無いだろう。

PCには既に試験ソフトが起動しており、すぐに開始できる状態だ。このソフトはSUNかプロメトリックのサイトでダウンロードできるので一度試しておくといいかもしれない。

ちょっと驚いたのが、ソフトに自分の知識レベルを設定する項目があり、もしかするとそれによって問題や合格ラインが変わるのかな?とかなり悩んだが、確か3つあるレベルのうち中レベルを選んだ記憶がある。

試験問題は参考書のように基本データ型やクラス継承, Exception等予想通りだったが、参考書にあったフレームなどjava.awtは出題されなかった。 SUNのサイトでよく確認してみると確かにjava.awtは試験範囲に含まれていなかった。とういことは、参考書に「java.awtも勉強しておくことをオススメする」とあったのは、単に参考書のページ数を稼ぐためだったのか。この辺は参考書よりSUNのサイトを信用すべきだ。

実際に試験にとりかかると、最初の方は「以下のプログラムは実行するとどうなりますか?」という問題に対して、
1. コンパイルエラー
2. 実行時エラー
3. --が出力される
といった選択肢から選択する問題が多かった。
こういった問題を解くためには実際に様々なコードを書いてコンパイル、実行してみないと分からない。その辺はあらかじめ自分で勉強しておく必要があるだろう。

コンパイルエラーをチェックするだけならJDK+テキストエディタよりも eclipse等のIDEを利用すればコードを書いてちょっと待つだけで構文チェックしてくれる。こういったツールを利用すると勉強しやすい。

あとは引掛け系の問題もある。C言語では常識になっていたり、 C言語仕様で決まってない(int型のサイズ等)がJAVA言語仕様では決まっている、といった問題もある。

そんなこんなで結果はこんな感じ。

問題 61問
正解 42問
正答率 68%
合格ライン 52%

というわけでなんとか合格した。それにしても合格ラインが52%というのはどうなのか。以前はもっと高かったらしいが。最初の収得レベル選択によっても変わるのか?とにかく52%ならかなり合格しやすい試験だと言える。

試験直後にもらった結果にセクション別結果が載っていた。
宣言とアクセス制御 87%
フロー制御、アサーション、および例外の取り扱い 55%
ガベージコレクション 66%
Java言語の基礎 70%
演算子と代入 75%
オーバーロード、オーバーライド、
実行時のデータ型、およびオブジェクト型 66%
スレッド 75%
java.lang パッケージの基本クラス 83%
The Collection Framework 0%

Collection 0%はちょっと悲しい。。 Collectionのフレームワーク(クラス関係)を理解していても、さらにもっと突っ込んだ問題は解けなかった。例えば Hashtable と Hashmap で値にnullを設定できるのはどれか?データの順番は保持されるか?など各クラスの特性も理解していなければならない。
他の項目は満遍なく正答した。

感想
SCPJは SUN CERTIFIED WEB COMPONENT DEVELOPER や J2EE の試験を受験するのに必要な資格であり、これからも取得者の増加が見込まれる。
今回の資格取得のための勉強は、初めは「資格を取ればいい」というネガティブな気持ちのまま勉強していた。しかし勉強を進めていくと SUN が主催する試験だけあって、自分が見落としていた JAVAに関する知識、技術をまんべんなく身に付けられた。その辺に資格取得試験の意義があるのかな?と 1人で納得していた。
みなさんも今まで身に付けたJAVAの知識が特定の参考書に偏ったものかどうか確認するためにもSCPJの受験をオススメします。


受験結果 試験直後受け取った試験結果


合格証書 後日送付されてきた合格証書


合格証書 合格証書と一緒に送付された認定カード、バッチ(いつどこでつける?)